CMS選定のヒント ~静的CMSと動的CMS~

CMS

2014.08.05(Tue)

こんにちは、プランナーの崎山です。
夏もいよいよ本番ですね!
暑い日が続いておりますが、みなさま夏バテなど大丈夫でしょうか?

さてさて、今回のコラムですが、弊社のメルマガ編集部より「CMSをテーマに書いてくれー」との依頼をいただきました。
前回はナゼか「野球」がテーマだったので、、やっとプランナーらしい記事が書けそうですw

ところで、みなさんはCMSをご存知でしょうか?

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、Webサイトを管理・更新できるシステムのことをいいます。
2005年頃から一般に普及されたと言われていて、それまではWebサイトの運用にはHTMLなどの専門知識が必要でしたが、技術的な知識がなくても更新・管理ができるようになり、多くの企業などで導入が進みました。

CMSにはそれぞれに特徴があり、サイトの規模や要件に合わせて選定する必要がありますが、現在世の中には恐らく数百種類のCMSが存在しており、「どのCMSを選べばいいのー?」という声が度々聞かれます。
CMSの善し悪しは実際に導入してみないと分からない事が多く、選定がとっても難しいんです(´Д`)
実際、サイトのコンテンツ内容や規模感に合わないCMSが導入されているケースや、CMSのメリットを活かしきれずに構築されたサイトをよく見かけます。

今回は、CMSの豊富な導入実績を誇るワンゴジュウゴ(のいちプランナーの崎山)が、CMSの選定のヒントをご紹介したいと思います。

CMSには大きく分けて、静的CMSと動的CMSの2種類があります。
静的CMSと動的CMSの違いですが、まず静的CMSは、HTMLファイルを生成してWebサーバにデータを転送し、静的なHTMLのサイトを構築することができます。

静的CMSのWebサイト更新・表示の流れ

CMS02.jpg

更新時

① CMS管理画面にアクセスし、データを登録します。
② 登録したデータがDBに保存されます。
③ DBからデータを呼び出し、CMSがHTMLファイルを生成してWebサーバに転送します。

閲覧時

① Webサーバにリクエストを送ります。
② リクエストされたHTMLを返します。

主な特徴としては、

○ リクエストに対してあらかじめ生成されたHTMLを返すので、表示が早い
○ WebサーバとCMSサーバを切り分けることができるので、セキュリティが高くなる
○ CMSサーバがダウンしても、Webサーバを切り分けておけばサイトの閲覧に影響しない
× あらかじめ生成されたHTMLを表示するので、検索機能(特に掛け合わせ)が弱い

などがあります。
例えば官公庁系のサイトのような、一度公開したページの更新頻度が少ないサイトに向いています。
また、セキュリティ基準の厳しい会社のサイトは静的CMSで構築されることが多いです。

一方動的CMSは、あらかじめHTMLを生成するのではなく、Webサーバにhttpリクエストがきた際に、データベースにアクセスして必要なデータを引っぱり、HTMLを生成して表示します。

動的CMSのWebサイト更新・表示の流れ

CMS01.jpg

更新時

① CMS管理画面にアクセスし、データを登録します。
② 登録したデータがDBに保存されます。

閲覧時

① Webサーバにリクエストを送ります。
② DBにアクセスします。
③ DBからリクエストに合わせた情報を呼び出します。
④ リクエストされたHTMLを返します。

主な特徴としては、

○ 検索機能の実装に強い
○ リクエスト内容によって情報を出し分けることができる
○ 情報をリアルタイムに表示できる
× 静的CMSと比べてサーバに負荷がかかるため、表示が遅くなりがち
× 静的CMSと比べると構造的にセキュリティが弱くなる

などがあります。
例えば求人や物件情報のような、掛け合わせの検索が必要なサイトなどに向いています。
また、マイページ機能を持った会員系のサイトなどは個人によって情報を出し分ける必要があるので、動的なCMSでないと実現ができません。

静的CMSの代表的なものには、MovableType、NOREN、ALAYA、WebRelease、

動的CMSの代表的なものには、WordPress、HeartCore、SITE PUBLIS、RCMSなどがあります。

その中でも私がオススメするのが、WebRelease(静的CMS)RCMS(動的CMS)です。

WebReleaseの特徴について

WebReleaseは、株式会社フレームワークスソフトウェアが2000年に発売開始した純国産のパッケージCMSで、現在までに500社以上の導入実績があります。
オススメポイントは以下の通りです。

  • コストパフォーマンスが高い
  • 複数のサイトが1ライセンスで作れる
  • WebサーバとCMSサーバを分けやすい
  • バグフィックス版だけでなく、アップグレードも無料!(バージョンアップは別)
  • リビジョン管理に優れている
  • 保守費用(ランニング)が他CMSに比べてあまりかからない

価格は以下の通りです。

WebRelease2
Enterprise Edition
3,240,000円(税込) ページ数無制限
WebRelease2
Workgroup Edition
540,000円(税込) ページ数制限500ページ以内
WebRelease2
Enterprise AL
1,080,000円(税込) 1年間利用可能ライセンス、ページ数無制限

RCMSの特徴について

次に、RCMSは、株式会社ディバータが2004年に発売開始した純国産CMSで、現在までに1,700社以上の導入実績があります。
オススメポイントは以下の通りです。

  • コストパフォーマンスが高い
  • SaaS提供による断続的なアップグレード(パッケージ版は別)
  • 250を超える豊富な機能数で、カスタマイズ無しでも多機能サイトが構築できる
  • 開発元による個別のカスタマイズも可能
  • 管理画面が使いやすい&フロントサイト側からも更新ができるので分かりやすい
  • 多言語サイトが構築しやすい、管理画面も多言語化されている

価格は以下の通りです。

スタンダードプラン 初期費用40,000円(税抜)
月額利用料10,000円(税抜)
容量5GB、100万PVまで
サーバ専有プラン 初期費用80,000円(税抜)
月額利用料50,000円(税抜)
容量5GB、100万PVまで
パッケージ提供 ライセンス費用1,200,000円(税抜)
年間サポート費用250,000円(税抜)
自前サーバにインストールのため、容量、PV無制限

上記の2つ以外にも、世の中にはスバラシイCMS製品がたくさん出回っています。
CMSを導入してどんな事をやりたいのか?予算は?サイト規模は?サーバ環境は?などきちんと要件を固めて、目的を実現するために最適なCMS製品を選んでくださいね♪

選定にお悩みの際はいつでもご相談に乗りますので、こちらよりお問い合わせくださいませw
以上、崎山でしたっ(=゚ω゚)ノ