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オウンドメディアのクオリティアップ!脚本の書き方に学ぶ文章レベルアップ術。

CMS Webその他 雑学・時事ネタ

2015.03.12(Thu)

こんにちは、ディレクターの千賀です。
コンテンツSEOとセットで語られることの多いオウンドメディア。弊社でも社員が週代わりでコラム(週刊WAN55)を執筆しているのですが、その校閲・編集を担当させていただいております。

わたしは学生時代に「映画」の勉強をしていたんですが、そのときに受けたシナリオの講義や、短編・長編の脚本をそれなりに書いてきた経験に助けられているなと感じることがあります。今回は脚本執筆のノウハウの中から、コラムやビジネス文書の作成にも活かせそうな手法をご紹介します。

登場人物を設定する

ビジネス文書における登場人物は、基本的に「わたし」と「あなた」のたった2人。
「わたし」とは文章を書いている本人。「あなた」はその文章を読む人のことです。

CMSでWebサイトの管理・更新がどう変わるのか

http://www.wan55.jp/column/detail/id=300

上記のコラムの登場人物の設定はこんな感じです。

  • わたし・・・WAN55の1年目の新人、営業の鳴嶋。まだまだ経験が浅く、勉強の日々。
  • あなた・・・CMSは未導入で詳しくはないが、CMSに興味をもっているお客様。

このコラムは「初歩的なCMSに関する知識を、それほどCMSに詳しくないお客様にもわかりやすいよう、新人社員が同じ目線で親しみやすく説明する」という方向性で書いてもらったものです。

このように、どんな立場のわたしが、どんなあなたに向けて、どんな態度で、どれくらいの難易度の文章を書くのか、まずはこのことをしっかり定義します。

プロットを書く

「プロット」とは、物語をいろんな人にプレゼンしていくためのシナリオのダイジェスト版的なものですが、基本的に書き方に制約はありません。起承転結がすでに明確に書かれたものもあれば、まるでポエムのように作品の世界観や雰囲気を伝える場合もあります。
自分なりの言葉で自由にアウトプットすることで本当に伝えたいことが見えてくるかもしれません。

箱書きにする

プロットができれば次に文章の構成を決めます。物語であれば「起・承・転・結」、論文等であれば「序論・本論・結論」などの区切りごとに、書きたいことを箇条書きにすることを「箱書き」といいます。

フォーマットの箱書き

上記のような線で区切ったフォーマットでもいいのですが、大きめの付箋に書きたいことを書いて広い机や壁などに並べて貼っていくと、全体を俯瞰することができますし、こことここの文章や構成を入れ替えた方がしっくりくるなと思ったら、付箋を張り替えるだけでいいのでおすすめです。

付箋の箱書き

ログラインを決める

ログラインとは、一行のあらすじのことです。プロットや箱書きで内容をまとめているうちに、だんだん伝えたかったことや趣旨がわからなくなってしまうことがあります。そんなときにログラインを設定することで本質に立ち返ることができます。また一行でシンプルに表現してみると「あれ?なんかありがちな話だな」「これ面白くないかも・・・」と思ったりするかもしれません。そんなときはテーマそのものを再考してみましょう。

台詞回しにこだわる

台詞というのは人物が声を発して伝える言葉です。台詞が冗長だったり、言葉に間違いがあると妙な違和感が残り、内容に集中できなくなってしまいます。コラムやビジネス文書の場合も同様で、多くの人は文章を読むときに、声には出さなくても頭の中で「声」に変換して読みます。そのときに読みづらさを感じてしまうと、それだけで集中力が切れたり、共感を得づらくなってしまいます。
文章を書き終えた後には、最初から最後まで声を意識して読んでみることをおすすめします。もし発音しづらい、わかりづらいと感じたのならば、それはきっと読み手も同じです。スマートでリズミカルな文章を心がけたいですね。

まとめ

脚本もビジネス文章も読み手が存在する時点で、必要なのは想像力ではないでしょうか。伝えたい相手を明確にイメージし言葉にする。そしてその言葉を相手が気持ちよく受け取れるように内容を詰めていく。この想像力はそのまま「思いやり」という言葉に置き換えられるかもしれません。

お客様やユーザーへの思いやりの気持ちを忘れずに、この週刊WAN55をもっと有益で楽しいコンテンツにしていきたいと思います!