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CMS選定のヒント ~グローバル/多言語対応~ 前編

CMS

2015.07.07(Tue)

こんにちは、プランナーの崎山です。

梅雨明けも近づきいよいよ夏本番ですねヾ(o´∀`o)ノ

さて、前回のコラムではCMS選定のヒントとして静的CMSと動的CMSの違いをご紹介しましたが、今回は最近特にご相談の多いCMSを使ったグローバル/多言語対応を、前編(サイトの多言語対応のパターンと構築方法の違い)、後編(CMS別の多言語対応内容とサイト構築・管理方法)に分けてご紹介したいと思います!

前編:多言語対応のパターンと構築方法の違い。

さっそく本題に入りますねっ (`・ω・)ノキリッ
サイトの多言語対応方法は大きく2パターンあります。
1つ目が「国(地域)」を切り口としたパターン、2つ目が「言語」を切り口としたパターンです。
業種・業態、発信したい情報の内容によってどちらを採用するかは自然と決まってきますが、この2つのパターンではサイトの構成が大きく異なります。

1.「国(地域)」を切り口としたパターン

国を切り口にサイトを構築する場合は、以下の図のようにグローバルポータルの下に個別にサイトを作成し、それぞれにドメインを持つケースが多いです。
各国のサーバにサイトを置けるので表示が早くなる、現地で管理・更新しやすいなどのメリットがありますが、個別に構築、運用、メンテナンスを行うのでコストがかかります。

201507012102_1.jpg

向いている企業

  • 業種

    ・世界中に拠点を持つ自動車・電機メーカーや海外に店舗を多数持つ外食・小売業など

  • 提供する製品やサービス

    ・国によって異なる部分が多い

  • コンテンツの内容

    ・国ごとにオリジナルで作る部分が多い
    ・ローカライズさせる部分が多い
    ・対象国ごとに異なる情報を伝えたい

  • サイトの管理・運用

    ・現地で行うケースが多い

国別サイト構築例

list.pngトヨタ

グローバルサイト
http://www.toyota-global.com/

  • 201506301458_1.png
  • 201506301458_2.png

list.png任天堂

グローバルポータル
http://www.nintendo.com/countryselector

  • 201506301458_9.png

list.pngファミリーマート

list.png武田薬品工業

グローバルサイト
http://www.takeda.com/

  • 201506301458_16.png
  • 201506301458_17.png

2.「言語」を切り口としたパターン

言語を切り口にサイトを構築する場合は、日本語サイトの下にディレクトリを分けて各言語のサイトを作成することが多いです。
サイトが一元管理でき国別に比べて構築費や管理費を抑えられますが、サーバを日本に置くため海外(特に中国)からのアクセスだと表示が遅くなる場合があります。

201507012102_2.jpg

向いている企業

  • 業種

    ・同じ規格の製品を輸出する部品メーカーや素材メーカー
    ・国内で外国人向けにサービスを提供するホテルやエンタメ系施設、店舗、鉄道などのインフラ系企業など

  • 提供する製品やサービス

    ・国によって比較的共通
    ・日本国内のみで提供

  • コンテンツの内容

    ・日本語サイトをそのまま翻訳する
    ・一部ローカライズさせれば使える内容が多い
    ・同じ情報をできるだけ広範囲に伝えたい
    ・日本以外の国や外国人に向けて共通の情報を発信したい

  • サイトの管理・運用

    ・管理は日本で行い、更新は日本または現地で行うケースが多い

言語別サイト構築例

list.png東京ディズニーリゾート

list.png帝国ホテル

list.png東京メトロ

list.pngアルプス電気

まとめ

いかがでしたか??
グローバル/多言語対応とひとことで言っても、国か言語か、どちらを切り口にするかによってサイトの構成は大きく変わってきますし、構成が変われば構築に最適なCMSも変わってきます。
次回後編では、代表的なCMSをいくつか例に挙げて、それぞれの多言語対応内容と、国別・言語別それぞれのパターンのサイト構築・管理方法をご紹介したいと思いますのでお楽しみに♪

以上、崎山でしたっ(=゚ω゚)ノ