送信メールがスパム判定?!自社メールの状況を確認してみた

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2016.04.28(Thu)

こんにちは、営業の鳴嶋です。
弊社近くの桜はすっかり散ってしまいましたが、過ごしやすい気候でどこかお出かけしたくなる毎日です。

今回のコラムでは「自分が送信しているメールがスパム認定されているか」を確認できるツール、Postmaster Toolsをご紹介します。自社でメールマガジンを発行されている運営管理者の方は必見ですよ!

Postmaster Toolsとは

Postmaster Toolsとは、2015年7月からGoogleが提供を開始したGmailのシステムで、「どの程度迷惑メール判定されているのか」、「ドメイン名の評判はどうか」などを確認できるツールです。

Postmaster Toolsに登録することで、下記の7つのデータが確認できます。

  • 迷惑メール率
  • IPレピュテーション
  • ドメインレピュテーション
  • フィードバックループ
  • 認証
  • 暗号化
  • 配信エラー

今回はPostmaster Toolsを使って実際にどんなデータを確認できるのか、弊社ドメイン名で登録して確認してみました。

調査期間:4/19~4/22

迷惑メール率

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Gmailユーザーが迷惑メール報告したメールの率が表示されます。
弊社ドメインは今回の調査期間では0%でした。

IPレピュテーション

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レピュテーションとは評判という意味で、直訳すると「IPアドレスの評判」。メール送信に利用しているIPアドレス範囲が、Gmailのスパムフィルタでどれぐらい「スパム送信元」だとみなされているかが確認できます。こちらも弊社の場合、全く問題ありませんでした。

ドメインレピュテーション

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メール送信元アドレスのドメイン名が、Gmailのスパムフィルタでどれぐらい「スパム送信元」だとみなされているかが確認できます。発信元の情報を偽って送信するなりすましメールなどがあると、「High」にならないようです。

フィードバックループ

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「Feedback Loop」と呼ばれる、@gmail.comアドレスで迷惑メール報告されたことを判定するの仕組みを利用している場合にのみ、データが確認できます。こちらも弊社の場合、0%でした。

認証

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送信されたメールのうち、送信ドメイン認証技術(SPF・DKIM)やDMARCのいずれかで認証されたメールトラフィックの率が確認できます。
送信ドメイン認証技術とは、スパムメールを減らすことを目的に、送信元のドメインが正しいかどうかを受信側で判断できるようにした仕組みのことです。

暗号化

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TLS(データを暗号化するための仕組み)によるメールトラフィック率が確認できます。
Gmailに送信されたメール、またはGmailから送信されたメールが対象です。

配信エラー

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エラーや一時的に配信が失敗したトラフィックの情報が確認できます。

Postmaster Tools利用の注意点

Postmaster Toolsを使うには、次のような注意点があります。

  • データ対象範囲
    調査対象範囲は、受信者がGmailで受け取ったメールです。
    送信者側がGmail以外のツールから送ったメールでも、受信側がGmailで受信していれば、Postmaster Toolsのデータに含まれます。

  • 登録にはDNS設定変更/HTMLへのタグ埋め込みの必要あり
    ドメイン名の情報をPostmaster Toolsで確認できるように登録するには、そのドメイン名のDNS設定を変更して、登録を認証する必要があります(TXTレコードまたはCNAMEレコード)。

  • ツールで表示されるのは、SPFまたはDKIMで認証されたトラフィックのみ
    Postmaster Toolsで表示されるのは、SPFまたはDKIMで認証されたトラフィック、かつ一定量以上の送信量がなければデータは表示されません。また、ツールに登録してドメイン名を認証した後のデータしか確認できません。

まとめ

データを確認するまでに登録後ある程度の期間が必要ですが、「利用しているドメインからのメールは、Gmailでどう扱われているのか?」をグラフで確認することができます。
月次計算書や領収書などは特にスパムメールに分類されやすいので、こういったツールを利用することでメールの改善を行えますね。

Gmailのスパムフィルタでの自社メールの状況を、一度確認してみるのはいかがでしょうか?