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『シン・ゴジラ』大ヒットの秘密を、独断と偏見で考察する!

趣味 雑学・時事ネタ

2016.09.30(Fri)

こんにちは。Webディレクターの竹島です。
突然ですが、みなさんは映画『シン・ゴジラ』はご覧になりましたか?

201609301952_1.jpg

http://www.shin-godzilla.jp/index.html

7月29日に公開されてからすでに2カ月以上が経過していますが、リピーター続出の大ヒットとなり、その勢いはまだまだ止まりません。
今回は、『シン・ゴジラ』のヒットの秘密を独断と偏見を交えながら考察していきたいと思います。

公開タイミングがナイス!

2004年の『ゴジラ FINAL WARS』以来、12年ぶりに国産ゴジラが復活した背景には、2014年にハリウッドで公開された『GODZILLA ゴジラ』の存在がありました。12年間もブランクがあれば、東宝サイドは改めてゴジラという存在を世間一般に告知し直す必要があります。しかし、「ハリウッドですでにゴジラを宣伝してくれたんだから、若い世代にも認知されているはず」という、プロデューサーの便乗商法的マーケティング戦略が働きました。
結果的にハリウッド版から2年後という早いタイミングで公開されることになり、『GODZILLA ゴジラ』が『シン・ゴジラ』の成功をアシストする形に。公開タイミングがナイスだった訳ですね。

監督の人選がナイス!

総監督に庵野秀明を招聘したこと、これが映画成功の最大のポイントといえるでしょう。『新世紀エヴァンゲリオン』で知られるこの人物を起用することが、相当ハイリスクな決断であったことは容易に想像できます。いわゆる一般大衆向けの作品ではなく、マニアックな映画になることは自明の理だったからです。しかし観客のリテラシーが向上した現代では、マニアックな映画こそが一般大衆にアピールできる作品であると、東宝は察知していたのではないでしょうか。
結果的に、庵野秀明は総監督、脚本、編集、画面設計、音響設計、ゴジラのコンセプトデザインとほぼ全てのクリエイションに携わることになりました。マニアを唸らせる作品がこうして誕生したのです。

昔懐かしい“特撮感”がナイス!

筋金入りのオタクである庵野秀明は、ハリウッドに対抗しようとCG満載の怪獣映画を撮るのではなく、かつてのニッポン特撮映画を現代に蘇らせようとしました。最新の映像なのに、どこか『ウルトラマン』のような懐かしさを感じられるのは、まさに彼の嗜好を表しています。
音楽を担当しているのは作曲家の鷺巣詩郎ですが、ここぞという場面では初代ゴジラの音楽を担当した伊福部昭のサントラをそのまま使っていたりするのもポイント。昔懐かしい“特撮感”が、『シン・ゴジラ』の大きな魅力になっています。

東宝の単独出資製作体制がナイス!

今や日本映画のほとんどが、いわゆる製作委員会方式を採用しています。映画製作会社がテレビ局、出版社、広告代理店などの異業種プレイヤーと製作費を分担し、出資比率に応じて収益を分けよう!というやり方ですが、大衆受けしやすい“最大公約数的な映画”になってしまう懸念も抱えています。
『シン・ゴジラ』は、東宝の単独出資製作です。東宝一社でコントロールできることが、庵野秀明という“異才”を自由に羽ばたかせる一因になったことは間違いありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。ちなみに私はすでに映画館で2回鑑賞しています。3回目をいつにしようかとウズウズしている毎日です。すでにご覧になった方も、まだご覧になっていない方も、この機会に劇場に足の伸ばしてみてください!