海はどっちだ!

Webデザイン 雑学・時事ネタ

2016.10.14(Fri)

こんにちは、クリエイティブ部 顧問の吉井です。

私は神奈川県葉山に住んでいて、東京への通勤は逗子駅から横須賀線を使っています。
今年の夏、いつものように帰宅途中の逗子駅でこんなポスターを目にしました。

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普通、駅に貼ってあるポスターといえば、旅へ誘う観光ポスターで、写真・イラストを使った賑やかなものが多い中、この案内図のようなシンプルなポスターがとても新鮮に見えました。
それと同時に、駅ナカで「海はこっち」と言う案内があることも面白く感じました。

逗子は、皆さんご存じのように夏は大勢の海水浴客で賑わいます。
駅には東口と西口の2つの改札口があります。
海へ行くには東口に出るのですが、初めて逗子にきた人や外国人にはどっちの出口かわからないので、このポスターがその役目を担ったわけです。
東京、横浜方面から来ると3番線に電車が着きます。
階段を上って東口へ下りる階段の横にこのポスターが掲示されています。

このポスターに興味を持ったのは、そのデザインセンスです。
最近、いろんな駅の構内で、一見、駅員さんが手作りでデザインしたような、タイムリーな情報を伝えるポスターが見られます。

このポスターも最初、それと同じで絵心のある駅員さんがPCでデザインしたのかなと思いましたが、よく見るとなかなかどうして書体の選び方、「海」と「BEACH」の大きさのバランス、矢印の向き、控えめなブルー、そしてバック全体のホワイトスペースの使い方など、計算されたレイアウトでとても美しく仕上がっています。
たぶんデザイナーの方が手掛けたポスターなのだと思います。

そして今、季節は秋。
海水浴シーズンが終わり、このポスターは姿を消しました。
「海はどっちだ!」が一目でわかり、矢印が効果的なデザイン要素になっている、この夏に印象に残ったポスターの一つでした。

矢印が効果的に使われているデザインをもう一つ。
皆さんご存じの方も多いかもしれませんが、デザイナーのユーモア溢れる感覚で矢印を組み込んだ有名なロゴマークがあります。

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そうです、FedExのロゴタイプです。
言われなければわからない、でもいったん見つけたら、もう矢印しか見えない感じになると思います。
デザイナーの遊び心を入れた素晴らしいロゴですね。