これぞクリエイティブ!世界で話題になった広告「evian」

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2017.06.23(Fri)

こんにちは、顧問の吉井です。

私が広告マンとして駆け出しの頃、上司のイギリス人クリエイティブ・ディレクターから「友人が作った映画が面白いから見てごらん」と言われた作品が「ダウンタウン物語、Bagsy Malone」というミュージカル映画でした。

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この映画は、禁酒法時代のニューヨークのギャング団の抗争を描いたミュージカルで、出演者全員が子ども。子どもが大人のストーリーを演じるだけで、こんなにもおしゃれで、魅力的で、面白いものになるのだということに感激したのを覚えています。

ハンフリー・ボガードのようなハンサムな子どもが主役で、恋愛あり、抗争あり。可愛い悪役たちとのパイ投げによる銃撃戦は見どころの一つです。

この作品では、子ども時代のジョディ・フォスターが妖艶な歌手役を演じています。ポール・ウイリアムスによる名曲が散りばめられた、すばらしいミュージカル映画としても楽しめます。思えば、当時のアメリカのCMもミュージカル仕立てのものが多かったように思います。

そんな映画を思い起こしたのも、フレンチアルプスのミネラルウオーター「evian」の『Live Young』というキャンペーンを見たからです。

evian = アルプスの天然水 = ピュア= Babyというイメージの連鎖でしょうか。
ピュアなBabyをモチーフにした洒落たキャンペーンを、ここ何年かに渡りシリーズ化し、消費者を楽しませてくれています。

プリント広告では、オムツをした赤ちゃんのカラダがプリントされたTシャツを着たスタイリッシュな大人たちのシリーズを展開。清潔な白バックで洗練された表現となっています。
一部が下記のサイトに掲載がありあましたので、ご参考までに。

Evian Live Young T-Shirts | TheCoolist

CMでは、街を歩く青年がショウウインドウに映る「今の自分」ではなく「赤ちゃん」の自分にビックリするクリエイティブが話題になりました。
手を振れば相手も手を振る、ダンスをすれば同じように踊る、という何とも愉快な世界感です。
Youtubeに当時のCM映像が残っていましたので、お時間があればぜひ。

違う年には同じコンセプトながら、今の自分との赤ちゃん時代の自分を、左右で同じポーズ、まるで鏡で反射させたかのように並べた広告シリーズがあります。
『Live Young』のタグラインが鏡文字になっているのも、秀逸なアイデアですね。

evian baby & me | evian

ユニークなクリエイティブは今も健在ですが、昔の広告も画を見るだけで強烈なインパクトを与えてくれます。

Evian: L'original | Behance

おそらく、昔のPARIS VOGUEに掲載されたページを、私は切り抜いて持っていました。フランスのエスプリを感じさせるおしゃれな広告です。

まとめ

「evian」は、これからもユニークでおしゃれな広告を見せてくれるブランドとして期待しています。