「アイデアを手にいれる方法」ご存知ですか?

その他

2018.07.20(Fri)

どのような仕事でもそうですが、特に広告制作でいちばん大切なのは、「いいアイデア」を出すことです。そしてさらにそのアイデアを鍛錬された技術で完成度の高い広告作品にして世に送り出すことです。
けれども、「いいアイデア」はそう簡単に出るものではありません。

そもそもアイデアとは、誰かの突然の閃めきを期待したり、腕を組み、頭をひねって、ひねって絞り出すものと思っていませんでしたか。どのようにしたらいいアイデアを出せるようになれるだろうかと誰もが考えたことがあるのではないでしょうか。

その「アイデアをどうやって手にいれるか」という質問に答えた本があります。
もう今から70年以上も前になりますが、1940年代にアメリカで出版された「アイデアのつくり方」という本です。

発売当時の広告。小さい本を強調したものと思われる。

著者はジェームス・ウエブ・ヤングというアメリカの有名広告代理店、トンプソンの常任最高顧問、アメリカ広告代理業協会会長を務めた方です。

わずか60Pの中にアイデアづくりを単純明解にまとめた手法が書かれています。
あの有名なワーゲンの広告で一世を風靡したDDBのバーンバック会長もこの本の序章で絶賛しています。

私も広告代理店時代、この本に出会い、すごく感化されました。そして今もこの方法でアイデアを出すよう努めています。

皆さんにぜひこの本を読んで欲しいので、内容に詳しくは触れませんが、次のような文章があります。

アイデアの製造過程はクルマの製造と同じように一つの流れ作業である。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。

どうですか、この2つの文章だけでも期待感ワクワクではありませんか。

アメリカの広告業界の全盛期にクリエーターの間で“バイブル”と愛称されていた小さな本をあなたもぜひ手にとって読んでみてください。
“いいアイデア”が出せるようになること間違いなしです。(修練することが必要ですが・・・)

※画像、並びに文中の数カ所の文章は、TBSブリタニカ「アイデアのつくり方」、amazon A Technique for Producing Ideas (Advertising Age Classics Library) より引用しました。