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お客様インタビュー Vol.05 ダイハツ工業株式会社

スピーディーかつ低コストで自社運営の企業情報サイトを実現できたのは、ビジネスパートナーである、ビッグローブ+ワンゴジュウゴのおかげです。

自動車メーカーとして日本で一番古いダイハツ

2016年9月にリニューアルしたダイハツ工業株式会社の企業情報サイト

株式会社ダイハツ工業についてお教えください。

1907年設立のダイハツ工業は、自動車メーカーとして日本で一番古い会社です。当初はエンジンの国産化をめざして、大阪で「発動機製造株式会社」が興されました。その後、三輪自動車(オート三輪)の需要の高まりにあわせ、1930年に初めて自動車「ダイハツ号」の自主生産を始め、自動車メーカーとしての歩みを始めました。
今日の事業内容は、国内事業、海外事業、受託・OEM事業の3つになります。国内事業は、軽自動車販売シェア32.3%(2015年度)を誇り、軽自動車販売シェアランキングは10年連続1位(2006年度~2015年度)となっています。海外事業では、インドネシアとマレーシアに地域を絞った展開を行っています。受託・OEM事業では、トヨタグループの中でトヨタとスバル向けに車両を供給(2015年実績)しています。

また、2016年1月29日にトヨタ自動車と共同記者会見を行い、2016年8月1日よりトヨタ自動車の完全子会社となりました。

 

スピーディーな対応が必要になる企業情報サイト

「ドメインの分離・移転まで含めて、企業情報サイトを再構築しました」(小林 宏至氏)

ダイハツ工業では完全子会社化に伴い、企業情報サイトをリニューアルされました。リニューアルの背景、並びに解決されようとした課題について教えてください。

完全子会社化に伴い、2016年7月26日に上場廃止となりました。それに伴い、IR情報など削除しなければならない情報があり、同日のリニューアルとなりました。

ただ、実際にリニューアルの検討を始めたのは、完全子会社化の話しが出る以前、2015年1月に私が広報室のWeb担当になったときからです。当社では1995年にホームページを開設し、商品情報サイト、企業情報サイト、グローバルサイトを運営しています。商品情報サイトは、2003年、2008年にリニューアルされ、2013年にはスマホ対応、2016年にはレスポンシブに。一方、企業情報サイトは、2008年のリニューアル以後はそのままの状態でした。グローバルサイトも同様です。

サイトの運営体制としては、広報室が事務局を行っています。ただ、専任担当がいるわけではありませんでした。そんな中でサイト運営ができていたのは、広告代理店にすべてを委託していたからです。全面的な委託により、事務局の機能は何とか担保できましたが、委託コストは上がる一方で、サイトの内容全体を把握できてはいませんでした。ですので、コンテンツは担当部署の責任において管理してもらっており、事務局としては正しく機能していない状況で、サイトのレギュレーションもバラバラになりつつありました。

そのような状況下で私が専任のWeb担当になり、課題解決の道を探り始めたのです。
 

サイト運営体制の見直しから、リニューアルの検討が始まったのですね。

私が担当になった時、商品情報サイトと企業情報サイトは、daihatsu.co.jpのドメインで、グローバルサイトは、daihatsu.comで運営していました。
企業情報サイトを訪れる人が必要としている情報は、例えば本社へのアクセスであったり、就職を考える学生であればCSRについて知りたい、またアナリストは過去の決算情報を知りたいというものです。ところが、現状として、商品情報サイトの「企業情報」をクリックしてもらい、そこからさらに下層へ下層へと進んでいただく必要があり、情報にたどり着くまでに、かなりのステップが必要でした。

企業情報サイトは、商品情報サイトとは目的が異なります。企業情報サイトはIR情報やニュースリリースがありますのでスピーディーな対応が重要であり、アクセスを集めようというものではありません。
一方で商品情報サイトは、アクセスを集めて認知してもらい、最終的には自動車を買ってもらうことが目的です。

この目的の違いから検討を始めたのは、企業情報サイトのドメインをdaihatsu.co.jpから分離し、グローバルサイトのdaihatsu.comへの移転でした。
 

ドメインの分離・移転とリニューアルとなると大きなプロジェクトになりそうですね。

そうですね、商品情報サイトを含めてのリニューアルとなれば一部門である広報室の範囲ではなく、全社プロジェクトになってしまいます。あくまでも広報室の範囲でできるリニューアルを検討しました。
ドメインについては、他社のベンチマークはもちろん、メリット・デメリットについて多角的に検討を行い、企業情報サイトとして低コストでスピーディーな対応を考えると、ドメインはdaihatsu.co.jpから分離し、daihatsu.comに移転する方がベターだと考えました。

ドメインの検討とともに進めたのは、自主的に運営できる方法の検討でした。今までは全面的に委託していましたが、企業情報サイトでは、例えば役員変更などはスピーディーに更新する必要があります。それを社内で自主的に運営できる方法はないかを考えました。

 

サーバー環境からサイト制作までのトータルな提案を選択

どのような方法で企業情報サイトを自主運営できる方法を探されたのですか。

いろいろと調べてCMSの導入に行き着きました。ただ、検討を始めた当時、私自身がWeb担当になって日が浅く、CMSって何?、という状況でもありました。さまざまなセミナーやWeb担当者の勉強会などに出させていただき、学びながら検討を進める状況でした。
そんな中、2016年6月にビッグローブとワンゴジュウゴが共催したCMSセミナーに出席させていただき、これならできるかもしれないと思いました。

その後、具体的な検討に入り、広告代理店の紹介なども含め3~4社よりご提案をいただき、最終的にビッグローブ+ワンゴジュウゴへの依頼を決めました。
 

ビッグローブ+ワンゴジュウゴに依頼された理由を教えてください。

①サーバー環境からサイト制作までのトータルな提案

依頼先を変えるということは、サーバーも含めて分離・移転することになります。そうしたサーバー環境を含めたクラウド、さらにCMSの選定、実際のサイト制作、広報業務への理解に基づいたトータルな提案はビッグローブ+ワンゴジュウゴだけでした。結果としてビッグローブからクラウドプラットフォームに加え、CMSの導入から構築、運用サポートまでのワンストップサービスである「BIGLOBE Webホスティング Pattern Style CMS」を導入し、ワンゴジュウゴにサイト制作を依頼しました。

②トライアル導入による検証ができる

他社からの提案では最初からフルに導入する内容でしたが、ビッグローブ+ワンゴジュウゴからはトライアル導入をし、検証してから本格導入というご提案でした。
正直なところ、本格的にCMSを導入するのは初めてであり、導入したCMS「WebRelease 2」が果たして使い勝手がいいのか、当社が希望する機能を満たしているのかはご提案だけでは判断できませんでした。ですから、トライアル導入と検証をし、それから拡張して本格導入というという提案を選択しました。

③スモールスタートでリニューアル、翌年以降の運用ができる

スモールスタートでトライアル導入ができ、その段階で一度評価することが可能である点、さらに本格導入後の運用についても、コストミニマムであることは大きな決め手となりました。今回のリニューアルにあたり、実は新たな予算を割当ててはいません。ビッグローブ+ワンゴジュウゴに切り替えることによるコストダウンの範囲でクラウドプラットホームとCMSを導入し、サイト制作を行いました。さらに次年度以降の運用コストもダウンしますので、実質的な負担は減るかたちでリニューアルを行うことができました。

④信頼できるビジネスパートナー

導入するCMSの機能、あるいはクラウドのスペックという点も重要ですが、私はともに企業情報サイトを支えてくれるビジネスパートナーであるかという点も考慮してビッグローブ+ワンゴジュウゴを選択しました。

 

「ご覧の方が目的に沿った情報にすぐにたどり着ける」サイト

WAN55制作のスマートフォンサイト

リニューアル時に制作したスマートフォンサイト

トライアル導入し、その後、拡張して本格導入・リニューアルということですが、具体的な導入スケジュールについてお教えください。

2015年6月にセミナーに出席し、その後、ご提案をいただき、9月頃からはトライアルで導入はする前提での検討を進めていました。ちょうど広報室が管理するグローバルサイトの修正を行う必要がありましたので、まずグローバルサイトでトライアル導入を行いました。2016年1月に修正・リニューアルしたグローバルサイトをオープンし、使い勝手などの検証が取れ、同月に企業情報サイトへの本格導入を決定しました。その頃は、2016年12月に企業情報サイトのリニューアル行う予定でいました。
ところが1月末にトヨタ自動車の完全子会社化が発表されましたので、そのスケジュールに合わせて、2016年7月26日、上場廃止とともに企業情報サイトをリニューアルすることになりました。
2月からリニューアルする企業情報サイトの内容を検討し、具体的なサイト制作やプラットホームの構築は3月から6月となりました。

 

リニューアル期間としては、短期間だったのですね。

基本的には大リニューアルで時間をかけるよりも、内容はスライドさせ、CMSを導入し、それ以降の運用コストを下げることをメインに考えました。ただし、内容をスライドすることでハードルは下げましたが、デザインなどの質は落さないよう注意しました。
こちらからの要望をもとにビッグローブ+ワンゴジュウゴからは様々なご提案をいただきました。ですから、見た目のデザインが大きく変わっただけでなく、意外と新規のコンテンツも盛り込まれています。また、スマホ対応も行いました。

 

新たな企業情報サイトのコンセプトを教えてください。

先にも少し触れましたが、企業情報サイトはご覧になっている方がほしい情報にすぐにたどり着けるようにしたいと考えました。ほとんどの方は何かの目的が合って、企業情報サイトにアクセスしています。例えばスマホで見ている方はアクセスを知りたいケースが多いので、すぐにアクセスのページを見つけられるように、パソコンでご覧の方は会社の情報にすぐにたどり着けるように意識しました。
ですから、「企業側が伝えたいメッセージ」ではなく、「ご覧の方が目的に沿った情報にすぐにたどり着ける」ようにしました。

 

サイト滞留時間の短縮で顧客満足が高まる

企業情報サイトのリニューアルについて評価を教えてください。

1.サイト滞留時間の短縮で顧客満足が高まった

まず企業情報サイトはアクセス数は追っていませんので、リニューアルによるアクセス数の変化は調べていません。
ただ、滞留時間はこちらで意図した通りかなり短くなり、顧客満足につながっているものと考えています。通常ですと、滞留時間は長い方がいいと考えますが、「ご覧の方が目的に沿った情報にすぐにたどり着ける」ようにサイトを制作した結果、滞留時間はかなり短くなりました。

2.PC操作経験の浅いスタッフでも更新作業ができるCMS導入の効果

CMS導入にあたり、ビッグローブ+ワンゴジュウゴにさまざまなページを想定したテンプレートを作っていただき、手順書も整備してもらいました。
ニュースリリースについては、サイトリニューアルに際して、過去何年分を移行するのかは意見が分れます。分析してみると、企業情報を検索した方でさらに過去に遡って調べる方が3割程度いましたので、当社では過去すべてのニュースリリースをリニューアル後の企業情報サイトに移行しました。
その移行作業のほとんどを実は社内において行いました。パソコン操作が得意でないスタッフでも、手順書をもとに移行作業に携わることができました。実はこの部分でもリニューアルのコストは削減できています。

3.コストパフォーマンスでは日本一のサイト

私の上長から「コストパフォーマンスでは日本一のサイトになった」と評価されました。コストをかければ立派なサイトを作ることができるだろうけれど、このコスト感の中で、これだけのことができ、今後の運用においてもコストダウンできることを、評価していただいたのだと思います。

4.ビジネスパートナーとして高く評価

私がやりたいこと、現状を踏まえた提案などしっかりと連携を取って一緒にできるビジネスパートナーであったことは高く評価しています。自分なりの思いを伝え、間違いがあれば正してくれるバランス感覚、各社の事情もある中で最適なご提案をいただけたことは感謝しています。

 

成功事例として社内での横展開に

今後、企業情報サイトを含め新たな展開予定などありましたらお教えください。

広報室のCMS導入への取り組みは社内で共有していますので、他部署からもCMSを活用してみたいという声も上がっています。今回のCMS導入を、一つの成功事例として社内での横展開につなげていければと考えています。
広報室としては、グローバルサイトを管理していますし、海外では現地でサイトが運用されています。現状はそれぞれ独自に運用していますが、将来的には何らかの係わりが持てるようになればいいですね。
また、セミナーなどでお話しさせていただく機会も増えています。私たちの事例を参考にしていただき、より良いサイト運営のお役に立てればと考えています。それがまた、私たちへの刺激になり、さらによい企業情報サイトの運営につなげられればと思います。
ビッグローブ+ワンゴジュウゴには、今後もサポート並びにご提案を期待しています。

 

ダイハツ工業株式会社・小林 宏至氏(中)<br />
ビッグローブ株式会社 小山氏(中左)・同 矢島氏(左)<br />
弊社 石井(中右)、崎山(右)

ダイハツ工業株式会社・小林 宏至氏(中)
ビッグローブ株式会社 小山氏(中左)・同 矢島氏(左)
弊社 石井(中右)、崎山(右)


本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

取材日時:2016年11月
取材制作:カスタマワイズ

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