有名グラフィックデザイナーが歴代オリンピックロゴに点数をつけてみた

Webデザイン 雑学・時事ネタ

2016.08.17(Wed)

こんにちは。デザイナーの岡田です。

現在ブラジルのリオデジャネイロで開催中のオリンピック、日本のメダルラッシュなどもあり連日盛り上がっていますね。今回はそんなオリンピックのロゴについて注目してみました。

Eye On Design

https://eyeondesign.aiga.org/milton-glaser-analyzes-olympic-logo-design-through-the-ages/

米国のグラフィックデザイン団体「AIGA」が運営しているこちらのWebウェブサイトでは、1924年のパリの夏季大会から2022年の北京冬季大会までの歴代オリンピックロゴを掲載しています。

スコーバレー [冬季] 1960年

スコーバレー [冬季] 1960年

東京 [夏季] 1964年

東京 [夏季] 1964年

メキシコ [夏季] 1968年

メキシコ [夏季] 1968年

ロサンゼルス [夏季] 1984年

ロサンゼルス [夏季] 1984年

バルセロナ [夏季] 1992年

バルセロナ [夏季] 1992年

シドニー [夏季] 2000年

シドニー [夏季] 2000年

アテネ [夏季] 2004年

アテネ [夏季] 2004年

リオデジャネイロ [夏季] 2016年

リオデジャネイロ [夏季] 2016年

出典: https://eyeondesign.aiga.org/milton-glaser-analyzes-olympic-logo-design-through-the-ages/

皆さんはどのロゴがカッコイイと思いましたか?
このサイト内で、グラフィックデザイナーであるミルトン・グラサーが、歴代オリンピックロゴを100点満点で評価しています。

ミルトン・グラサーって誰?

ミルトン・グラサー (Milton Glaser)
米国ニューヨークのグラフィックデザイナー

最も有名な作品は"I Love New York"(アイ・ラブ・ニューヨーク)のロゴ。
このロゴは1970年代から1980年代にかけてニューヨーク州が行った観光キャンペーンの一環として制作されましたが、今もなお世界的に有名です。皆さんも一度は目にしたことがあるのでは?

I Love New York

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

最高点は東京オリンピック!

東京 [夏季] 1964年

最高得点の92点を出したのは、シンプルなデザインが印象的な1964年の東京夏季五輪のロゴでした。

「適切に仕上げられていてまったく混乱がない。すべての要素が調和している」とミルトン・グラサーも絶賛のこのロゴは、アートディレクターの勝見勝とグラフィックデザイナーの亀倉雄策がデザインしました。日本の国旗でもある、昇る太陽を思わせる赤い丸が金色の五輪の上に鎮座し、ヘルヴェチカのボールドでつづられた「TOKYO 1964」の文字がシンプルかつ洗練された印象を感じさせます。

ちなみに全43ロゴのうち、90点以上は東京五輪と2004年のアテネ五輪だけ。1960年以前は20~40点台とひどい評価です。

まとめ

皆さんはどのロゴが印象に残りましたか?
今回、歴代オリンピックのロゴを見直して、カッコイイデザインは時代を越えるのだと感じました。前述の東京五輪のロゴなんて、とても52年前のデザインとは思えないですよね?
あらためて世代や時代にとらわれないデザインの重要さと難しさを実感しました。