ユーザー参加型「インタラクティブ動画」事例10選

Webデザイン 雑学・時事ネタ

2016.12.09(Fri)

Webディレクターの千賀です。
Web動画を使った動画マーケティングはますますの盛り上がりを見せていますが、ユーザーが心から楽しみながら繰り返し再生してしまう、思わずシェアしたくなるような動画を作るには大変な工夫が必要です。エンターテイメント性はもちろんですが、これからの潮流となるのは、ユーザーが自ら参加できるインタラクティブ性ではないかと思います。今回はそんな「インタラクティブ動画」の事例を紹介します。

インタラクティブ動画ってなに?

そもそも「インタラクティブ(interactive)」とは「双方向」「対話式」といった意味。「インタラクティブ動画」とは、ユーザーが受動的に動画を見るだけではなく、ユーザーの行動や選択によって、動画の見え方やストーリーが変化する動画のことです。

マウスやキーボード等の単純操作で演出が変化するパターン

Kontra k「An deiner Seite」

Kontra k

http://andeinerseite.video/

この動画はとても話題になりましたね。映像視聴中に、PCの場合はスペースキーを押す(スマホの場合は画面をタップする)と映像が切り替わるようになっています。通常時は「現在」を、スペースキーを押して見られるのは「過去」を表す映像を並行して再生しています。現在と過去がリアルタイムに交錯するだけでもミステリアスで引き込まれるのですが、視聴者自身のタイミングでいかようにも変化するところがとても面白いです。

Cassius -The Missing ft. Ryan Tedder, Jaw

Cassius

http://cassiusthemissing.com/

ビデオの中でいちゃつくカップルの片方をクリックすると、なんとびっくり別人になっちゃった!?クリックするたびにカップリングを変えることができるというドキドキな仕掛けが施されたこちらのビデオのキャストは総勢20名だそうで、男×女はもちろん、男×男、女×女と組み合わせは何通りも可能です。

ASOS PRESENTS: COLOUR CONTROL ft. JUCE! - "THE HEAT" -
INTERACTIVE MUSIC VIDEO

アパレルブランドのプロモーション動画です。画面上部にあるボタンをクリックすることで、服や背景のカラーをリアルタイムに変更することができます。まさに「動くカタログ」ですね。

安室奈美恵「Golden Touch」

インタラクティブとは少し違いますが、実際にビデオ画面に指を当てながら観ることで色々な「タッチ」を疑似体験することができます。楽曲タイトルにもリンクした素敵なアイデアですね。

ユーザーの選択肢でストーリーが変化するパターン

DELIVER ME TO HELL ? REAL ZOMBIES ATTACK

ゾンビが徘徊する街中でピザをデリバリーするピザ屋さんのお話ですが、動画の終盤に出てくる選択肢次第で次の動画の展開が変わる仕掛けがされています。選択肢を間違えるとバッドエンドで動画は終了。まるでゲームのようですね。

Coldplay「Ghost Stories」

Coldplay

http://cldp.ly/inkvideo

こちらのビデオはインタラクティブ動画制作プラットフォームの Interludeを使用して制作されています。選択肢によって物語の展開が変わるので自分だけのミュージックビデオを作ることもできますね。

360度動画

ビデオ画面を動かし、360度の映像を見ることができる360度動画も、ユーザーの操作により見え方や感じ方が変わるという点では、インタラクティブ動画といえるかと思います。

宇多田ヒカル「花束を君に」360度メイキング

撮影スタッフといった本来映像に映らない側の人たちの姿を見ることできるのは不思議な感覚です。

Avicii - Waiting For Love (Jump VR Video)

360度動画のミュージックビデオの先駆けではないでしょうか?360度の回転の視点を活かした演出は見応えがありますし、一体どうなってんの???と何度も再生してしまいます。

bjÖrk: stonemilker (360 degree virtual reality)

なんというか、個人的な感想ではありますが、ビョークの壮大な世界観って絶景が似合うし、360度動画は相性がいいですね!

ラブリーサマーちゃん「PART-TIME ROBOT」Music Video

360度撮影可能なカメラを胸に装着した女の子が、渋谷の街を歩き回って撮影したミュージックビデオ。女の子の生活を疑似体験しつつ、「女の子の胸の谷間から見た世界」が見られる斬新なアイデアのビデオです。

最後に

今年はVR元年とも言われていますが、VRの発展と普及にともなって、ユーザー参加型、ひいては体験型のプロモーションはますます活発になると思います。これからどんな楽しい動画に出会えるんだろうかと今からワクワクしますね!