お客様に選ばれ続けるため大切にしたいこと"神はディテールに宿る"

  • ライフハック

今年もあっと言う間に12月に突入しました。
この時期は今年を振り返ったり、来年の目標を立てたりする方も多いのではないでしょうか。
私の個人的な振り返りと共に、「アウトプット」について考えさせられる事があったのでお話します。

小さな気配りやこだわりの大切さ

お刺身

私の友人で、2年ほど前から日本料理の創作料理店に勤めている人がいます。

彼は料理人にずっとなりたかったわけではなく、むしろ無縁の生活を送っていました。しかし、奮起して料理人になり、今では包丁を握りお客様に料理を提供しています。

私は半年前から、月一で彼のお店に通っています。旬のお魚を豊富に取り揃えているので、お刺身などを注文します。彼が目の前でさばいてくれ、お皿に盛ってくれます。

それを見て私には真似できないと、いつも感心しています。そんな彼が盛ってくれるお刺身は、通うごとにクオリティが上がっています。 包丁の入れ方がどんどんうまくなっています。剣(千切りの大根)の形や盛り付けが、綺麗で美味しそうなんです!剣など、下手したら食べないものまでクオリティが上がっているんです。

いつもここに感動しています。毎回、進化を感じられるんですね。そうしているうちに、その進化を見ることが楽しみになってきました。

彼も客商売です。その点は気を配っているし、訓練のたまものだと思います。

お客様に成長を感じてもらう事、良い信頼関係を作るために必要なことは、実はこういった小さな点なんだと感じました。お刺身の包丁の入れ方、剣の盛り付け方と一緒です。

これを私の仕事に置き換えて考えてみると、結果的に雑になってしまっていたり、やり過ごすだけになっていることもありました。お客様と話す際、準備万端だったかといえばそうでないケースもありました。またお客様との信頼関係の構築に失敗し、上司にフォローしていただいた事もあります。

先週上司に"神はディティールに宿る"と教えていただきました。正にこの事だと思います。

なかなか一朝一夕にはいかないものですが、成果物、知識量、情報量、経験などの小さな点の集まりが、お客様の心に刺さり、関係性がよくなったり、お仕事をいただけたりするのだと感じています。
今回のこの気づきから、改めてひとつずつ丁寧に仕事をし、クオリティを上げることの大切さを痛感しました。

最後に

お客様に「香村にまた会いたいな」「香村に頼もう」と言ってもらえるような仕事をしたいです。
そのためには目の前の仕事をひとつずつ丁寧にやり遂げ、真摯にお客様と向き合っていきたいと考えています。
今年も残り10営業日ほどです。もう一度気を引き締めて仕事に励みたいと思います。
そんな社会人3年目が終わろうとしている香村でした。