広告費を掛けない!スターバックスのマーケティング戦略とは

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いま、話題になっている「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?」を読んで参考になったところを一部ご紹介いたします。

スターバックスが強いブランドでいられる理由

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Amazon スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?

テレビCMよりも重要なマーケティングとして、

店舗での体験(エクスペリエンス)

お客様とバリスタとの交流、快適な椅子、店内の色使い、流れる音楽、温かく迎えてくれるコーヒーの香りなど、細部へのこだわりがブランドマーケティングへと繋がっています。
些細なことにも気を配る事が、テレビCMよりプラスの宣伝効果が見込めます。

お客様とのかかわり

スターバックスには、一人あたり月に6回来店します。
全世界の店舗数に換算すると、実に毎週に4千万人が訪れていることになります。
そのお客様に商品を分かってもらうことを目的として、店内ではテイスティングサービスを行っています。
バリスタはお客様が飲んでいる表情や笑顔を見て実サービスへの参考とします。
こうしたお客様とのコミュニケーションも、売上に繋がっています。

地域とのかかわり

地域や個人に向けた広報活動の一環としての各店舗で行われるチャリティ活動への協力や、商品の寄付活動もチャリティの宣伝効果や売上アップに貢献しています。

このようなスターバックスが考えるマーケティング「面白いテレビCMを作ることよりも、お客様により良い体験をしてもらうことにお金を掛けること」が売り上げアップ、ブランディングアップに最も効果がある手段だということが理解できました。